スタイロフォームの規格

日本産業規格(JIS)

建築用断熱材

JIS A 9521

【 適用範囲 】

この規格は、住宅及び建築物において、主として常温で使用する断熱材について規定する。
ただし、冷凍倉庫など特殊な温湿度環境下で使用する保温材並びに住宅及び建築物の設備機器、配管などに使用する保温材には適用しない。

この規格は、発泡プラスチック断熱材にあっては、発泡剤としてフロン類を使用しない断熱材とする。

※フロン類とは、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、クロロフルオロカーボン(CFC)及びハイドロクロロフルオロカーボン( HCFC)を指し、HFO-1233zd、HFO-1336mzzに代表されるハイドロフルオロオレフィン(HFO)は該当しない。

スタイロフォームが該当する発泡プラスチック断熱材の種類及び製品記号等

種類 製品記号 熱伝導率の記号 該当商品 スキン層
押出法
ポリスチレンフォーム
断熱材
1種 b A XPS1bA λ40 - なし
B XPS1bB λ38 -
C XPS1bC λ36 スタイロフォームIB
2種 b A XPS2bA λ34 スタイロフォームB2
B XPS2bB λ32 -
C XPS2bC λ30 -
3種 a A XPS3aA λ28 -
B XPS3aB λ26 -
C XPS3aC λ24 -
D XPS3aD λ22 -
b A XPS3bA λ28 スタイロエース-Ⅱ
スタイロフォームAT
B XPS3bB λ26 -
C XPS3bC λ24 スタイロフォームEX
D XPS3bD λ22 スタイロフォームFG
a A XPS3aAⅠ λ28 - あり
XPS3aAⅡ -
B XPS3aBⅠ λ26 -
XPS3aBⅡ -
C XPS3aCⅠ λ24 -
XPS3aCⅡ -
D XPS3aDⅠ λ22 -
XPS3aDⅡ -
b A XPS3bAⅠ λ28 -
XPS3bAⅡ スタイロフォームGK-Ⅱ
スタイロフォームRB-GK-Ⅱ
B XPS3bBⅠ λ26 -
XPS3bBⅡ -
C XPS3bCⅠ λ24 -
XPS3bCⅡ -
D XPS3bDⅠ λ22 -
XPS3bDⅡ -

例)λ28:熱伝導率=0.028W/(m・K)

製品写真

(印刷例)

JIS規格適合認証

スタイロフォームは、押出法ポリスチレンフォームの備えるべき品質特性を規定した「JIS A 9521 建築用断熱材」の認証を受けています。

笠 岡

鹿 沼

住宅金融支援機構の定める
断熱材の種類

断熱材区分記号 (λ=熱伝導率[W/(m・K)]) 断熱材の種類 製品名
C (λ=0.040~0.035) 押出法ポリスチレンフォーム
断熱材1種[b(C)]
スタイロフォームIB
D (λ=0.034~0.029) 押出法ポリスチレンフォーム
断熱材2種[b(A)]
スタイロフォームB2
E (λ=0.028~0.023) 押出法ポリスチレンフォーム
断熱材3種[b(A,C)]
スタイロエース-Ⅱ
スタイロフォームAT
スタイロフォームEX
スタイロフォームGK-Ⅱ
スタイロフォーム RB-GKⅡ
F (λ=0.022以下) 押出法ポリスチレンフォーム
断熱材3種[b(D)]
スタイロフォームFG