スタイロライナーⅡ(販売エリア 関東以北)
多段積み可能な嵩上げ用
水に強く耐圧性に優れたスタイロフォーム材を使用した湧水処理・軽量嵩上げです。
スタイロライナーWSF工法では難しい、嵩上げ高さ150mm以下の用途や多段積みを可能にしました。
スタイロライナーⅡの特長
1.施工が簡単
天板と脚部が一体化されているので納入後直ちに施工が可能で、施工誤差がありません。
また、配管部の施工も容易です。
2.様々な状況に対応
厚さ50mmからのラインナップと多段積み、その組み合わせによって、様々な状況に対応します。
3.低コスト
厚みにかかわらず約45%の空隙率を確保します。
専用スペーサー不要で、サイコロスペーサーにも対応します。
スタイロライナーⅡのサイズ・物性
製品名 | 厚さ(mm) | 幅×長さ(mm) | 許容曲げ応力(N/cm²) | 許容圧縮応力(N/cm²) | 圧縮弾性率(N/cm²) |
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スタイロライナーⅡ | 50/75 | 910×1820 | 10以上 | 3.8 | 1000 |
スタイロライナーⅡ | 100 | 605×1820 | 10以上 | 3.8 | 1000 |
基材物性
JIS A 9521:「建築用断熱材」 押出法ポリスチレンフォーム断熱材
JIS規格/単位 | スタイロフォームIB | 試験法 | |
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JIS製品記号 | JIS A 9521 | XPS1bC | - |
スキン層 *1 | - | なし | - |
密度 | kg/m³ | 20以上 | JIS A 9521 |
熱伝導率 *2 | W/(m・K) | 0.036以下 | JIS A 9521 |
透湿係数 *3 | ng/(m²・s・Pa) | 145以下 | JIS A 9521 |
圧縮強さ | N/cm² | 16以上 | JIS A 9521 |
曲げ強さ | N/cm² | 20以上 | JIS A 9521 |
燃焼性 *4 | - | 合格 | JIS A 9521 |
吸水量 | g/100cm² | 0.01以下 | JIS A 9521 |
ホルムアルデヒド 放散区分 |
- | F☆☆☆☆ | JIS A 9521 |
加熱変形温度 *5 | ℃ | 80 | DSC法 |
線膨張率 | /℃ | 7×10-5 | ASTM D 696 |
比熱 | kJ/(kg・K) | 1.1 | ASTM C 351 |
酸素指数 *6 | - | 26以上 | JIS K 7201 |
- *1:発泡プラスチック断熱材の発泡時に断熱材の表面に成形される基材の樹脂層(JISA9521用語の定議)
- *2:第三者機関による公的データが必要な場合があります。その際はメールフォームよりご用命ください。
- *3:厚さ25mmの場合。
- *4:3秒以内に炎が消えて、残じんがなく、かつ燃焼限界指示線を超えて燃焼しないこと。
- *5:高温での使用については弊社までお問合せください。
- *6:材料を持続的に燃焼させるために必要な最低酸素濃度。26未満は消防法の取扱いにより指定可燃物となります。
- ※ スタイロフォームTM、及びスタイロエース-Ⅱは、JIS A5901,及びJS A5914に規定する押出法ポリスチレンフォーム断熱材の密度規定を満たしております。また、スタイロフォームwxについては、前述の密度規定を満たしておりません。
スタイロライナーⅡの注意事項
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スタイロライナーⅡを積層する場合は、必ず下図のように脚部の位置が同じ場所に来るように設置ください。
脚部の位置がずれていたり、交差していると荷重を保持している面積(斜線部)が極端に減少します。