スタイロライナー(販売エリア 関東以北)

湧水処理・軽量嵩上げ用

湧水処理・軽量嵩上げ用

水に強く耐圧性に優れたスタイロフォーム材を使用することによって、深型湧水処理・軽量嵩上げの画期的な新工法「スタイロライナーWSF」を実現しました。

スタイロライナーの特長

1.施工が簡単

施工が簡単

リン木間隔で連結済みのため、結束梱包を解くだけで敷きこみが可能で、施工誤差が最小限に抑えられます。また、配管部の施工も容易です。

2.無駄なく使える

端材をリン木間のスペースに挿入すれば、廃材を大幅に低減できます。

3.低コスト

必要最低限のアンコ量と押えコンクリート量でOK。専用スペーサー不要で、サイコロスペーサーにも対応します。

4.様々なリン木間隔に対応

要求性能に応じたサイズ・リン木間隔に対応可能です。

スタイロライナーのサイズ・物性

スタイロライナーのサイズ・物性

製品名 厚さ(mm) 幅×長さ(mm) ピッチ(mm) 連結(本) 全長(mm) 許容曲げ応力(N/cm²) 許容圧縮応力(N/cm²) 圧縮弾性率(N/cm²)
スタイロライナー 100/150* 100×910 253 15 910×3642 10以上 3.2 1000

基材物性

JIS A 9521:「建築用断熱材」 押出法ポリスチレンフォーム断熱材

JIS規格/単位 スタイロフォームIB 試験法
JIS製品記号JIS A 9521XPS1bC-
スキン層 *1 - なし -
密度 kg/m³ 20以上JIS A 9521
熱伝導率 *2 W/(m・K) 0.036以下JIS A 9521
透湿係数 *3 ng/(m²・s・Pa) 145以下JIS A 9521
圧縮強さ N/cm² 16以上JIS A 9521
曲げ強さ N/cm² 20以上JIS A 9521
燃焼性 *4 - 合格JIS A 9521
吸水量 g/100cm² 0.01以下JIS A 9521
ホルムアルデヒド
放散区分
- F☆☆☆☆JIS A 9521
加熱変形温度 *5 80DSC法
線膨張率 /℃ 7×10-5ASTM D 696
比熱 kJ/(kg・K) 1.1ASTM C 351
酸素指数 *6 - 26以上JIS K 7201
  • *1:発泡プラスチック断熱材の発泡時に断熱材の表面に成形される基材の樹脂層(JISA9521用語の定議)
  • *2:第三者機関による公的データが必要な場合があります。その際はメールフォームよりご用命ください。
  • *3:厚さ25mmの場合。
  • *4:3秒以内に炎が消えて、残じんがなく、かつ燃焼限界指示線を超えて燃焼しないこと。
  • *5:高温での使用については弊社までお問合せください。
  • *6:材料を持続的に燃焼させるために必要な最低酸素濃度。26未満は消防法の取扱いにより指定可燃物となります。
  • ※ スタイロフォームTM、及びスタイロエース-Ⅱは、JIS A5901,及びJS A5914に規定する押出法ポリスチレンフォーム断熱材の密度規定を満たしております。また、スタイロフォームwxについては、前述の密度規定を満たしておりません。

スタイロライナーWSF工法

スタイロライナーを使用した深型湧水・軽量嵩上げの工法

スタイロライナーWSF工法

1層目は、リン木形状に不織布テープで連結したスタイロライナーを敷き込み、2層目は、スタイロフォームで全面敷設を行い、深型湧水処理ならびに軽量嵩上げを実現します。
必要最小限のアンコ量と押えコンクリート量、配管スペースの確保、現場廃材の低減等、コストメリットや施工上のメリットが大きい画期的新工法です。

施工方法

施工方法

スタイロライナーの注意事項

【設計上の注意】

左図以外のリン木間隔や厚み構成、または駐車場での採用をご検討される場合は、デュポン・スタイロが別途提供する強度計算書に基づき設計を行ってください。
特に長期的な荷重や集中荷重が発生する場合は、事前に強度計算に基づく充分な検討が必要となります。

【施工上の注意】

スタイロライナーを設置する際は、下図の寸法A~Cに制限があります。
施工の際には制限を超えることのないように注意ください。

【重荷別設置間隔一覧表】

荷重(kgf/m³) 寸法A(mm) 寸法B(mm) 寸法C(mm)
~500 153以下 50以下 50以下
501~1000 153以下 50以下 50以下
1001~1500 153以下 50以下 50以下
1501~2000 153以下 50以下 50以下