外張断熱工法
構造材の外側にスタイロフォームを用いて断熱層を設ける工法です。
構造体の外側に気密層を施工しますので、施工性と気密性の確実性が高まります。
外張断熱工法の特長
1.健康で快適な生活
各部屋の温度差が少なくなるため、床や壁面が冷えないのでやわらかい暖かさで体を包みます。トイレや浴室も暖かくなるので、真冬のヒートショックによるストレスが軽減されます。
昼夜の温度差も少なくなり、開放的な間取りが可能となります。
2.少ないエネルギーで全室全日暖房が可能
高断熱化により屋根、壁、床、開口部からの熱ロスが少なくなります。
気密性が良いので換気による熱ロスが少なくてすみます。冷暖房用エネルギーを低減し、地球温暖化防止に貢献するとともに、電気代等の節約にも寄与します。
3. 耐久性に優れた価値ある住宅が実現
内部結露の心配がほとんどありません。
結露によるカビ、ダニが発生しにくくなる為、これらが原因のアレルギー疾患等が軽減されます。
壁体内結露による木材の腐朽や建材の劣化が抑制されるため、建物の寿命を縮めないので、資産価値も大きくなります。
施工方法
屋根断熱 夏場のほてり解消
壁断熱 温度差解消 内部結露ブロック
基礎・基礎外側断熱 シロアリをブロック/クラックを発生しにくくする
■施工手順
サイズ
製品名 | 厚さ(mm) | 幅×長さ(mm) |
---|---|---|
スタイロエース-Ⅱ | 20/25/30/35/40/45/ 50/55/60/75/90/100 |
910×1820 |
スタイロフォームAT | 25/30/40/50/100 |
- ※新築の基礎外側断熱にはスタイロフォームATを使用し、同時打ち込みとしてください。
基礎外側の後貼りは、断熱材裏面からのシロアリ這い上がり等が生じる可能性が高くなるので実施しないでください。
施工後は速やかに仕上げを施すか養生シート等で覆い、紫外線による劣化を防止してください。